(社)新型インフルエンザ
対策協議会

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新型インフルエンザ問題を思う

 4月24日WHOの発表を機に、日本中が大騒ぎとなったH1N1ウィルスによる新型インフルエンザは、現在4人の発症者を見て、小康状態に入ったと言えるでしょうが、この一連の騒動が教えてくれるものについて改めて考えて行きたいと思います。

 現在発生し、世界で問題とされている新型インフルエンザ(スワインフルー)は弱毒性であり、低病原性のウィルスと位置付けられています。今後冬を迎える南半球の国々において、これが高病原性のウィルスに変異する可能性は存在するのです。

 従って進化した新型インフルエンザとしてこの秋以降に再び我々を脅かす危険性がありますが、幸い現状ではタミフル、リレンザといった抗インフルエンザ剤が効いており、重篤な合併症でもない限り、これだけで生命を失う危険性は極めて低いと考えられています。

 しかしこの一連の騒動が教えてくれたものは大きく、連日の報道によって、発熱感染症センターが設置され、病院ではなく保健所に連絡した後にそのセンターへ出向くことが、第一の対応策との知識は共有されたと考えたいと思います。

 60歳以上の感染者を見ず、多くの若者が感染し命を落としている事実に対する解明は進んでおらず、その理由は明らかではありません。

 国と地方自治体との綿密な連携作業によってのみ、この危機に対処出来るにも係わらず、その連携に綻びが目立ちました。しかし良い教訓として今後の活動に生かされて行く事と信じたです。言い換えれば得がたい予行演習が行われたと理解しようではありませんか。

 本当に怖いのは、強毒性を有すると言われるH5,H7,H9型のインフルエンザの変異で、これは全く予断を許しません。これらは何時人間から人間に爆発的に感染をし、パンデミックを引き起こすようになるのか、全く分からないのです。言える事は、必ず変異する。そしてその程度がどこで収まってくれるかが分からないのだと理解しておくべきでしょう。

 パンデミックを引き起こす危険性が、ひたひたと迫ってきていると理解すべきなのです。今回の新型インフルエンザが収まったことと関係なく、これらの強毒性ウィルスは誕生すると断言したいと思います。

 当法人では、さし当って主婦と中小企業を対象に、新型インフルエンザ(これは今回の新型インフルエンザではなく鳥から来るH5N1を対象とする)対策をご案内する講習会の開催を計画中です。このHPにて随時ご案内をさせていただきますので、是非注意してご覧になって下さい。

 政府の対策に任せているだけでは自分とご家族の命が保証されることはなく、自分自身の備えをもっと強化して、身を守っていただきたいと考えております。

2009.5.11